乃木坂46 10thバスラセトリと感想 
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乃木坂46の10thバスラが、2022年5月14日(土)15日(日)の二日間にわたり開催されました。

乃木坂46グループにとって節目となる「10周年ライブ」の内容が素晴らしかったので、今回はセトリやライブの見どころ・感想を添えてご紹介したいと思います。

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乃木坂46 10thバスラセトリ

乃木坂46 10thバスラは「14日のDAY1を2012~2016年」「15日のDAY2を2017~2022年」と定め、該当期間に発表された楽曲から厳選された代表曲の数々をパフォーマンスする形がとられました。

セトリと共に乃木坂46活動の歴史を感じられ、要所要所でグループの中心メンバーであったOGが出演し現役メンバーと共にパフォーマンスするという素晴らしい演出でした。

そんな、乃木坂46 10thバスラのセトリをご紹介します。

乃木坂46 10thバスラセトリ1日目

公演情報:2022年5月14日(土)開演17時 神奈川県 日産スタジアム

*影ナレ:樋口日奈・和田まあや  C=センターポジション

OVERTURE

  1. ぐるぐるカーテン C秋元・飛鳥
  2. おいでシャンプー C飛鳥
  3. 走れ!Bicycle C樋口
  4. 指望遠鏡 C飛鳥
  5. せっかちなかたつむり 梅澤・鈴木・遠藤・秋元・賀喜・久保・樋口
  6. 狼に口笛を C佐藤楓
  7. 制服のマネキン 生駒里奈登場
  8. でこぴん 山下・賀喜・秋元・遠藤・飛鳥
  9. 他の星から C佐藤楓
  10. バレッタ C鈴木・山崎
  11. 君の名は希望 C飛鳥
  12. ロマンティックいか焼き C飛鳥
  13. ガールズルール C山下
  14. 気づいたら片想い C飛鳥
  15. 夏のFree&Easy C賀喜
  16. 何度目の青空か? C久保
  17. ここにいる理由 伊藤万理華登場
  18. 命は美しい C遠藤
  19. 僕がいる場所 C岩本
  20. 今、話したい誰かがいる C久保・山下
  21. 太陽ノック C久保・山下
  22. 悲しみの忘れ方 C秋元
  23. ハルジオンが咲く頃 C梅澤
  24. サヨナラの意味 C秋元
  25. 裸足でSummer C飛鳥
  26. きっかけ C飛鳥
  27. 絶望の1秒前 C井上和
  28. ごめんねFingers crossed C遠藤
  29. インフルエンサー C飛鳥・山下
  30. 他人のそら似 C飛鳥
  31. I see… C賀喜
  32. スカイダイビング C山下
  33.  君に叱られた C賀喜
  34. ジコチューで行こう! C飛鳥
  35. 夜明けまで強がらなくていい C遠藤
  36. 僕は僕を好きになる C山下
  37. Sing Out! C飛鳥
  38. 会いたかったかもしれない
  39. ハウス!
  40. 乃木坂の詩 C飛鳥

*35~37曲目はオーケストラ生バンド披露

乃木坂46 10thバスラセトリ2日目

公演情報:2022年5月15日(日)開演17時 神奈川県 日産スタジアム

*影ナレ:今野義雄(乃木坂46合同会社代表)C=センターポジション

OVERTURE

  1. インフルエンサー C飛鳥・山下
  2. 逃げ水 C与田・岩本
  3. いつかできるから今日できる C飛鳥・賀喜
  4. スカイダイビング C山下
  5. 三番目の風 C与田
  6. 日常 C久保
  7. 誰よりそばにいたい C佐藤楓
  8. キャラバンは眠らない
  9. ジコチューで行こう! C飛鳥
  10. 空扉 C梅澤
  11. 帰り道は遠回りしたくなる C西野七瀬
  12. ありがちな恋愛 C飛鳥・山下
  13. 夜明けまで強がらなくていい C遠藤
  14. Sing Out! C飛鳥
  15. 4番目の光 C遠藤
  16. 毎日がBrand new day C久保
  17. I see… C賀喜
  18. 幸せの保護色 C飛鳥→後半に白石麻衣登場
  19. シンクロニシティ C白石麻衣
  20. 世界中の隣人よ
  21. Route246 C飛鳥
  22. 僕は僕を好きになる C山下
  23. ごめんねFingers crossed C遠藤
  24. 君にられた C賀喜
  25. 最後のTight Hug C生田絵梨花
  26. 絶望の1秒前 C井上和
  27. 届かなくったって… C佐藤楓
  28. Actually… C中西アルノ
  29. 制服のマネキン
  30. 世界で一番孤独なLover C飛鳥
  31. 他人のそら似 C飛鳥
  32. おいでシャンプー C飛鳥
  33. 夏のFree&Easy C与田
  34. 太陽ノック C筒井
  35. 裸足でSummer C飛鳥
  36. きっかけ C飛鳥
  37. サヨナラの意味 C秋元
  38. 君の名は希望 C飛鳥
  39. ガールズルール
  40. ロマンスのスタート
  41. 乃木坂の詩

*36~38曲はオーケストラバンド披露  39・40曲目はOGメンバー全員登場

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乃木坂46 10thバスラ動画配信チケット

乃木坂46 10thバスラは、各種の動画配信プラットフォームで配信されました。

動画配信プラットフォーム…Stagecrowd ,Rakuten TV ,ABEMA ,dTV ,ひかりTV ,huluストア ,LINE LIVE-VIEWING

各種プラットフォームでは、皆さんとコメントしながら視聴できたり、テレビデバイスでの視聴も可能であったりと独自の楽しみ方を選ぶことが可能です。わたしは乃木坂46関連の番組が多く普段から利用しているので「hulu」一択です。

動画配信チケットは、4600円(税込み)

  • 5月14日ライブは、16日(月)にリピート配信
  • 5月15日ライブは、17日(火)にリピート配信

ライブは約4時間にわたって行われたのでリピート配信が別日となったと推察されますが、これが週末も仕事のようなわたしにとって非常にありがたいものでした。

「その日に所要がありライブに行けない」=「即日のリピート配信も見れない」ことが多くあったので、週明けのリピート配信により視聴者数は増えたのではないでしょうか。

また、現地でライブに参加された方が「別日にゆっくりと再びライブを見たい」という需要も満たしたようです。

「リピート配信は別日」の取り組みを今後も続けて頂きたいと願います。

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乃木坂46 10thバスラサプライズ

乃木坂46 10thバスラでは、10周年にふさわしいサプライズ演出が多く披露され観客を喜ばせました。

乃木坂46 10thバスラ サプライズ内容
  • DAY1のサプライズ…生駒里奈・伊藤万理華(OGメンバー)登場
  • 両日とものサプライズ…オーケストラバンド披露
  • DAY2のサプライズ…西野七瀬・白石麻衣・生田絵梨花(OGメンバー)登場
  • アンコール時に高山一美・松村沙友里(OGメンバー)登場
  • 真夏の全国ツアー発表

乃木坂46 10thバスラサプライズ「OGメンバー登場」

乃木坂46 10thバスラでは、乃木坂46グループのキーパーソンとなった卒業メンバーが登場しライブを盛り上げました。

後で詳しく感想を述べますが「卒業メンバーの人選が秀逸である」と感じました。

また、VTRから連動して卒業メンバーが登場したことにより、『このメンバーは来るのか。来ないのか』というワクワク感があり、現役メンバーの「パフォーマンスを楽しむこと」プラスαの楽しみがあったのではないでしょうか。

ライブ中に和田まあやさんが述べられていた『また時々ライブに来て欲しい』という意見にファンも同じ想いなのではないでしょうか。

これからのライブでも、OGメンバーのサプライズ登場に期待したいところです。

乃木坂46 10thバスラサプライズ「オーケストラバンド生演奏」

乃木坂46 10thバスラでは、数曲限定してオーケストラバンドによる生演奏が披露されました。

このオーケストラバンド生演奏が乃木坂46楽曲とマッチしておりとても良かった!

あらためて「乃木坂46楽曲の素晴らしさ」「乃木坂46メンバーの歌唱力・表現力の高さ」を感じました。

乃木坂46楽曲『オーケストラバージョンのCDを販売してほしい』『紅白歌合戦にオーケストラバンド演奏で出演してほしい』『アイドルでオーケストラバンド演奏披露できるのは乃木坂46くらい』などのファンの声がみられるほど好評でした。

乃木坂46 10thバスラサプライズ「真夏の全国ツアー2022」発表

乃木坂46 10thバスラ2日目の最後に「真夏の全国ツアー2022」が発表されました。

真夏の全国ツアーとしては、2013年以来9年ぶりとなる「北海道公演」、ラストは乃木坂46にとって聖地ともいえる「明治神宮球場」にて、3年ぶりとなる公演が発表されました。

乃木坂46 真夏の全国ツアー2022日程
7月19・20 大阪公演:大阪城ホール
7月23・24 広島公演:広島グリーンアリーナ
7月30・31 福岡公演:マリンメッセ福岡
8月11・12 北海道公演:真駒内セキスイハイムアイスアリーナ
8月20・21 宮城公演:セキスイハイムスーパーアリーナ
8月24・25 愛知公演:日本ガイシホール
8月29・30・31 東京公演:明治神宮野球場

乃木坂46「真夏の全国ツアー2022」は、北は北海道から南は福岡まで幅広く開催されます。なるべく、現地に近いファンの方々がチケット当選されてほしいですね。

乃木坂46のライブやイベントは東京や関東近郊が多く、地方組はなかなか遠征できないですから…

乃木坂46 10thバスラ感想「OGの人選と演出が秀逸」

乃木坂46 10thバスラでは、卒業生(OG)が登場しライブを盛り上げました。

個人的には『卒業生全員来るかな♪』と期待していましたが、多くの卒業生が登場してしまうと「ライブ全体がしまりのない緩い作品」になってしまったのではないでしょうか。

また、現在の乃木坂46を支えている「現役メンバーの存在が薄れてしまう」恐れがあることから「厳選したメンバー選び」であったと感じました。

乃木坂46 10thバスラ1日目生駒里奈・伊藤万理華

最初に登場した生駒里奈さんは、乃木坂46立ち上げから「5作品連続で表題曲センター」をつとめたOGメンバーです。

次に登場した伊藤万理華さんは、乃木坂46シングルのカップリング(アンダー)曲にてセンターポジションを最も多くつとめたメンバー。

乃木坂46のアンダーライブは、現在の乃木坂46にとって必要不可欠な存在となっています。

アンダー楽曲のクオリティーの高さやライブの熱気は、独自の文化として形成されつつあり先輩方の功績が多大なものであると感じます。

乃木坂46 10thバスラ2日目西野七瀬・白石麻衣・生田絵梨花

10thバスラ2日目のOGメンバー登場トップを飾ったのは西野七瀬さん。

西野七瀬さんは「乃木坂46表題曲で7度センターをつとめた」乃木坂46の顔と呼べるメンバーです。

卒業楽曲「帰り道は遠回りしたくなる」衣装で登場し、『他のメンバーよりスカート丈が短くて恥ずかしい』との発言は相変わらずの可愛さでした。

次に登場したOGメンバーは白石麻衣さん。

白石麻衣さんは「乃木坂46表題曲で5度のセンター」「すべてのシングルで福神メンバーをつとめ」西野七瀬さんと共に乃木坂46を支えたメンバーです。

また、『美の象徴』と女性から支持されるカリスマ的アイドルでもありました。

次に登場したOGメンバーは生田絵梨花さん。

生田絵梨花さんは「乃木坂46表題曲で1度センター」「10周年記念ベストアルバムのリード曲でセンター」をつとめました。

また、ピアノ演奏・ミュージカル・歌唱力・バラエティ対応力などが優れており「乃木坂46を象徴するメンバー」でした。

乃木坂46 10thバスラ2日目アンコール松村沙友理・高山一美

乃木坂46 10thバスラ2日目のアンコールで、松村沙友理さんと高山一美さんがサプライズ登場するという粋な演出が行われました。

松村沙友理さん、高山一美さんの両名は、先に登場していた西野七瀬さん、白石麻衣さん、生田絵梨花さんと特に仲が良かったメンバーであり、ファンの方々にとってはエモい瞬間であったのではないでしょうか。

以上のように、OGメンバーの選出は「明確な理由」をもって成されており、細かく計算された演出であると理解できます。

乃木坂46 10thバスラ感想「エンタメとアート」のバランス

乃木坂46 10thバスラの素晴らしかった点は、乃木坂46らしい「エンターテイメントとアート性」のバランスの良さ

「OG卒業メンバーが登場する」「バズーカ演出」「2日目アンコールの東西メンバー振り分け」など、エンターテイメントとして楽しめる要素が多くありました。

一方で、アート的な側面として「OGメンバーもしっかりパフォーマンス披露する」「オーケストラバンド生演奏」「スクリーンや床を使用した美しい演出」「影絵のような演出」「後部の稼働式円形ステージの演出」「花火」などが美しかったです。

梅澤美波さんが『何年もかけて考えられたライブだ』とお話しされていたように、スタッフさんや関係者さんが『どうすればファンの皆さんが楽しめるか?』を深く考えられたことが伝わる素晴らしいライブでした。

アートワークも秀逸で、ひと目見ただけでメンバーやスタッフさんのやる気が伝わる作品でした。また、無駄なキャッチコピーが無くても伝わるところが素晴らしかったです。

キャッチコピーを入れてしまうと「先入観にとらわれてしまい」作品の広がりを狭めてしまう可能性がありました。

乃木坂46 10thバスラ感想「OGの魂の継承」

乃木坂46 10thバスラでは、中央の大きなスクリーンに「過去のMVやライブ映像」が映され、その前で現役メンバーがパフォーマンスを披露するという演出がありました。

その演出により、卒業されたOGメンバーの存在を感じることが出来ました。

また、乃木坂46五期生によるバスラ直前配信では、五期生メンバーのサイリウムカラーが発表され、なかにはOGメンバーのカラーを継承してるメンバーもいました。

詳しくはこちらをご覧ください

乃木坂46五期生メンバー発表 プロフィールや過去の経歴まとめ

北野日奈子さんセンター楽曲「日常」を公私共に交友がある久保史緒里さんが継承し、1日目に登場したOGメンバー生駒里奈さんセンターの「制服のマネキン」を遠藤さくらさんが継承しました。

遠藤さくらさんは、前日にOGメンバーが披露している楽曲であり、不安と緊張で手先が震えているようにも見えました。

乃木坂46メンバーの素晴らしさは、先輩のポジションや楽曲を継承することに対して、責任感を持ち重く受け止めているところです。こんなグループは滅多にありません。

先輩やOGメンバーへの「リスペクトによる魂の継承」は乃木坂46の美点といえます。

乃木坂46 10thバスラ感想「ライブは観客と作るもの」

乃木坂46 10thバスラでは、OGメンバーが登場したことや盛り上がる演出があったことにより「ファンがコール」してしまいプチ炎上していました。

コロナ禍のガイドラインによる『大声でのコールなど禁止されていたことを破った』との意見でプチ炎上していました。

この件について肯定するつもりはありませんが、コロナ禍に無観客ライブで卒業された白石麻衣さんやそのファンの方々の気持ちを察すると否定する気持ちにもなれません(私は配信で見てました)

アンコールでの東西に分かれてのメンバー発表はテンション上がりますね(小声)

コロナが落ち着いたら続けてほしい演出です。

ライブは、舞台演劇などとは違って「パフォーマンスする演者とファンが一緒に作るもの」でもあります。

1日も早くコロナが落ち着くことを願います。

さいごに:乃木坂46 10thバスラを超えられるか?

多くの エンターテイメントが披露され、アート性を感じる演出もあり、OGメンバーも多数登場し、最終のアンコールでは「マナーが良いことで定評のある乃木坂ファン」の理性が吹っ飛んでしまうほど盛り上がった乃木坂46 10thイヤーライブ

素晴らしいライブであっただけに、とんでもなく大きな宿題「10thバスラを超えれるのか?」を抱えてしまったような気持ちになりました。

これからの乃木坂46は「10thイヤーライブ」を超えられるのでしょうか?

否、違う。

「10thバスラを超えれるのか?」と意識すること自体が乃木坂46らしくないのでしょう。

その時、その瞬間に真剣に向き合い「戸惑い」や「生きる」息づかいが眩しい

梅澤美波副キャプテンは、今回の「乃木坂46 10thバスラ」を経験して『乃木坂46の未来が少し見えた』と語られていました。

3期生・4期生が中心となっていくであろう乃木坂46のこれからに期待しましょう。

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