悲劇は突然訪れる。
しかも、それは幸せの絶頂に訪れることが多いものである。
3月14日に上演される舞台「キングダム」のために、前日から持っていく物や当日のスケジュールを考えていた。
3月14日は月曜日、梅ちゃん(梅澤美波)はレギュラー番組「TIME」がある曜日だ。
『上演されるのは大阪なのに間に合うのだろうか?』と不安がよぎり、舞台「キングダム」の公式ホームページ出演者リストを調べてみた。
梅ちゃんの名前がない…『やってもうた~!泣』
現地での舞台観劇が初めてで、当日の出演者リストを確認せず(チケット購入画面にはダブルキャストとして名前があった)チケットを購入してしまったのである。
好きな人がダブルキャストの時は、出演スケジュールを確認してチケット購入しよう
ひと月ほど、この日を楽しみにしていたのでショックは大きく『もう行かないでおこうか…』とさえ考えたが、仕事の都合上で「別の日に観に行くことも出来なかった」ことで自分を納得させ現地に足を運んでみた。
結論からいうと「梅ちゃんは見れなかったが行って良かった」
目次
舞台「キングダム」の感想・評価
舞台観劇するのは、知人が出演する小さな劇団以来であったので、舞台「キングダム」の舞台装置、光や音を効果的に利用した演出に驚いた。
『これが現代の舞台上演なのか!』と新鮮に感じた。
梅ちゃんが出演しない日の影響なのか、女性のお客様が9割、いや9.8割であったことにも驚いた。俺は文系女子が好きだ(知らんがな)
舞台観劇するために、小綺麗な服やカバンを選んで良かった。9.8割の女性の中で、奇抜な服装や小汚い服なら目立つし、周りのお客様に対して不快な印象を与えかねないところであった…汗
- 奇抜な服・派手な服は選ばないようにしよう
- 音の出る服(ウインドブレーカーなど)はさける
- 大き過ぎるカバンはロッカーに預ける(座席が狭いから)
- カジュアルな服装で良いが小綺麗なものを選ぼう
- ハンカチ・ティッシュをポケットに入れておく(作品により泣く可能性があるので)
- 香水は付けない(長時間知らない人と近接した空間を過ごすので)
- 帽子は脱ぐ・盛る髪型はさける(後ろの席の人の邪魔になるから)
舞台「キングダム」は原作を知らなくても楽しめる
有名な漫画「キングダム」であるが、原作を読んだこともないし、映画化されている作品も見たことがなかった。
なんとなく、「中国を統一する歴史物語」という大枠は知っていた。
舞台「キングダム」は、原作を知らない人でも楽しめるように要点を抑えながら簡潔に感動的にしっかり構成されていた。
舞台「キングダム」を観て、原作が気になった人も多いのではないだろうか。
とくに、我らの梅澤美波(梅ちゃん)が演じる「山の民を率いる楊端和」の登場シーンは鳥肌が立つほどのカッコ良さであったし、「紫夏」の物語は感動した。
紫夏の『受けた恩恵を次の者へ』という言葉は、私の「優しさの循環を止めてはならない」という考えと共鳴し泣きそうになった。
福岡・札幌公演もあるので、興味がある人は是非観劇してほしい。
梅田芸術劇場の3階から「演者の表情」は見れない
今回初めて梅田芸術劇場に訪れたが、3階席まであり音抜けが良さそうな素晴らしい劇場であった。
3階席から観劇したが思っていた以上に演者を見ることができた。しかしながら、演者の表情や細かい演技が見たいなら1階や2階などをオススメする。
チケット価格と「見えやすさ」は強く関係していると感じた。
3階席から観る場合はオペラグラスを持参するのも1つの対処法であるが、「推しメンが主演」などで活躍する時は高価格な座席で観劇したいところである。
乃木坂46メンバーの舞台は「のぎ動画」で観れる
舞台「キングダム」で梅澤美波さんを気になったかたは、のぎ動画というコンテンツで彼女が出演した過去の舞台作品をご覧になれます。
*舞台「キングダム」は観れません
「のぎ動画」について詳しくはこちらをご覧ください
「のぎ動画」に登録しての評価・配信コンテンツ・テレビで見る方法など
また、梅澤美波さんだけでなく、乃木坂46は舞台上演に力を入れてきました。
桜井玲香さん・若月佑美さん主演の「嫌われ松子の一生」、乃木坂46の1・2期生メンバーが多数出演している「すべての犬は天国へ行く」、3期生公演(梅ちゃん)「見殺し姫」、1~4期生の「プリンシパル」公演など盛り沢山です。
*深く考えさせられる内容の舞台作品が多いです
「すべての犬は天国へ行く」についての感想はこちらをご覧ください(ネタバレ注意)
最近では、当たり前のようにアイドルが舞台出演していますが、乃木坂46の功績が大きく影響しているように思います。
また、乃木坂46メンバーが出演する舞台は、客寄せパンダのような役割ではなく、出演する舞台で乃木坂メンバーが「出演する意味」を持っているように感じます。
例えば、「すべての犬は天国へ行く」の設定では男性が登場しません。ある理由により、すべての男性がいなくなった街が設定になっています。
乃木坂46の舞台は、心を揺り動かされる・考えさせられる作品が多く面白いのでオススメです。
舞台「キングダム」も壮大なスケールと細やかな演出、音楽、照明の効果があって素晴らしかったのですが、そろそろ乃木坂46の舞台が観てみたいですね。