女性アイドルのセカンドキャリアについて
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女性アイドルブーム全盛期。日本に女性アイドルって「何人くらい存在するのでしょうか?」

華やかにみえる芸能界ですが、成功する人はほんの一握りの人だけ…結果を出せず引退していく人のほうが多いです。

わたしは以前から「女性アイドルブームの影に潜むセカンドキャリア」について考えていました。

女性アイドルは「卒業・引退後」幸せに暮らせるのでしょうか?

そんな、アイドルのセカンドキャリアについて考えてみたいと思います。

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女性アイドル卒業後の進路

複数の扉がある
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理想的なのは、アイドルグループ卒業後も芸能界で活躍できる状態でしょうか。

しかしながら、芸能界でのポジションには限りがあり、国民的アイドル乃木坂46やAKB48グループ卒業者でさえ芸能界で活躍していくのは難しいように感じます。

一方で、大手アイドルグループのメンバーになれる人達は、ダンス・ボーカルのような芸能者としてのスキルのみならず、プロデュース力やコミュニケーション対応力、企画力や構成力など多くのスキルを持ち合わせています。

グループ卒業後「女優になる」

アイドル卒業後、女優の道へ進めるのは演技力とネームバリューが必要です。

代表的なかた…深川麻衣さん・西野七瀬さん・白石麻衣さん・前田敦子さん・川栄李奈さん・島崎遥香さん・大島優子さんなど

知人に聞いた話では、俳優は1度出演料が上がると下げれないようです。ネームバリューがありすぎるとかえって自分の首をしめる状況になります(出演料にみあった結果を求められるので…)

グループ卒業後「ミュージシャンになる」

女性アイドルがグループ卒業後、ミュージシャンの道へ進むのは非常にレアです

  • 歌手としての声質など歌い手としての才能
  • 作詞作曲などのクリエイター的な才能
  • ギターや楽器を演奏できる技量

上記のように、必要な要素が多い印象です。

現在、活躍されてる有名なかたは「山本彩さん」ぐらいではないでしょうか。

グループ卒業後「タレントになる」

アイドル卒業後タレントになるのはメジャーですが、みんなが同じ道へ進むので飽和状態に感じます。タレントとして成功するには、やはりネームバリューとバラエティー番組出演時の瞬発的なコメント力が必要になります。

バラエティータレントとして成功すると息の長いポジションで活躍できそうですが、逆に考えると「ポジションが中々空かない」ので熾烈なポジション争いになります。

代表的な方は「指原莉乃さん」で圧倒的なタレントパワーを持っています。

彼女はアイドルプロデュースもしており、圧倒的な地位を確立しようとしています。

グループ卒業後「グラビアモデルになる」

アイドル卒業後のメジャーな進路のうちの1つですが、生え抜きのグラビアモデル・アイドルも存在して、熾烈な争いになり「より露出度の高さ」が求められているように感じます。

グラビアモデルは「年齢的な限界があり」さらに先の進路を考えなければなりません。

また、グラビア業界は「あまり良い噂を聞かない」ので、事務所に所属するよりも個人で活動する方が増えています。

グループ卒業後「芸能界引退する」

アイドルを卒業して結婚されるかたもいます。幸せを手に入れることが出来て良いと思います。

結婚・出産後に芸能活動復帰し「ママタレント」の道もあります。

アイドルグループ卒業後に、数年芸能活動し引退していく人も増えました。芸能人は、以前よりもSNSなどで叩かれることも多くなり一般人としての生活するほうが、心休まる暮らしができるかもしれません。

また、Twitterやインスタグラム・YouTube・ブログなどを活用すれば、芸能界というしがらみに縛られることなく自身を表現できるので「芸能界引退」を表明するアイドルさんは増えています。

グループ卒業後「その他の芸能関係へ」

アイドルグループ卒業後、声優さん、舞台俳優などで活躍されてる方もいらっしゃいます。

声優・舞台俳優などは競争率が高そうですが、未だにメジャーではない芸能関係ジャンルを見つけることができれば、チャンスは大きいかもしれません。

例えば、地方テレビ局で活躍するタレントから始め、実力をつけていくのもありです。現在は、動画配信サービスもあり「全国放送とローカル番組に差はあまり無い」と個人的に考えています(予算やギャラの差はある)

とはいえ、「好きなこと」ではないと「続かない・頑張れない」ので収入について考えるよりも、好きなこと・得意なことで進路を決めている方が多い印象です。

アイドル活動を活かして就職する

元SDN48メンバーの大木亜希子さんの著書「アイドル、やめました」が話題になりました。

著書の内容は、AKBグループを卒業した「メンバー8人のセカンドキャリア」について書かれています。

アイドルや芸能界は「光の部分ばかりが注目されがち」ですが、しっかりと芸能界引退・卒業後のことも伝える必要があると思います。

アイドルをこれから目指すかた・現在アイドル活動で悩みを抱えている方にはおすすめの一冊です。


アイドル、やめました。 AKB48のセカンドキャリア

グループ卒業後「振り付け師」など運営側の人になる

わたしが運営側に取り組んで欲しいのは、グループ卒業後に芸能界引退したメンバーが運営側に入ることです。

運営側といっても

  • 振り付け師(ダンスレッスンも)
  • ボーカルトレーナー
  • メンタルケアカウンセラー(心理士)
  • 食生活アドバイザー(ダイエットカウンセラー)
  • マーケティング事業(SNSの効果的な使い方など)
  • 衣装制作・デザイン
  • アイドルプロデュース
  • 企画・構成作家(スマホゲーム・イベントなど)

上記のような仕事にアイドルさんは向いていると思います。

実際に、多くの元アイドルさんが転身されている仕事(振り付け師・ボイストレーナー・プロデューサー)もあります。

芸能界で活動されてた人は、やっぱり何かしらの才能があると思います。その才能を、後輩育成のため、または後輩の悩みを解決するために活かすのは素敵なことです。

最初は個人で始めて、将来的には後輩を雇えるような存在(企業)になれば「メンバーの希望」にもなります。

グループ卒業後「実業家」になる

ネームバリューと卓越したマネジメント能力で「実業家」になる方も存在します。

自分の好きな事や得意な事を発信し、ファンを集めると芸能人のかたは実業家になれます。

代表的なかたは、NMB48の吉田朱里さん。

彼女は自分の好きな美容やメイクについてYouTubeで発信して圧倒的なファンを得ました。

ご自分のブランドまで立ち上げた、大成功例といえるでしょう。

他には、大園桃子さん、小島真子さん(元AKB)もご自身のファッションブランドを立ち上げ頑張っておられます。

 

以上のように、芸能界で生き抜いていくには「限られたポジションの数」があるので

女性アイドルのセカンドキャリアで「おすすめなのは実業家の道」です。

吉田朱里さんのように現役アイドルでありながら「自分のブランドを構築する方法」は女性アイドルの指標となります。

女性アイドルとして活動しながら、SNSを活用出来れば卒業後の地盤が作れます。

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女性アイドルのセカンドキャリアの地盤の作り方

セレブな女性
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会社や事務所に所属してるとSNS関係で規制があると思います。

女性アイドルの「セカンドキャリアの地盤」を作るには、SNSなどを使用するのが必須条件です。

YouTubeを活用する

さきほどの吉田朱里さんのように「自分の好きな事や得意な事」を動画撮影し発信します。

YouTubeは撮影や編集が大変ですが「一本の動画を作ると資産」になり動画再生されるたびに収益化できます。

アイドル時代からできることなので

ある程度の知名度があるならば「卒業後を見据えて資産構築していく」べきでしょう。

*企画・構成などを考えておいたり、動画編集を学んでおくのもいいでしょう

ブログを書く

ブログもYouTubeと同じように収益につながります。

YouTube動画をご自身で持っているならば「Twitterやブログに貼り付けて拡散する」ことも可能です。

女性アイドルや芸能人の方は多くのファン(フォロワー)がいるのでメジャーな方法です。

ブログでは「自分の愛用品なども紹介」できて購入されるたびにマージンが入ります。

ブログは収益に使用するだけでなく「芸術の拠点」にもなり得ると思います。

TwitterやInstagramを活用する

フォロワー数が「1万人を超えるとインフルエンサー」と呼ばれるほど影響力の強い人といわれています。

  • TwitterなどのSNSで拡散
  • ブログやYouTubeへ誘導する

化粧品・服・靴や小物などファッションに関するもの、食材やおすすめグルメで収益化している人が多い印象です。

 

SNSの活用はアイドル時代でも必須なので、効率的な使い方や動画編集スキルなども身につけたいところです。

セカンドキャリアを考え女性アイドルが地盤を作ろうとする「思考や行動」は、会社や事務所側にとってもメリットがあります。

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女性アイドルがセカンドキャリアを意識するとスキャンダルが減る?

女性アイドルや芸能人の方は「ご自分が商品でありブランド」です。

人が「商品やブランド」という事を分かりやすく数字化したものが、SNSのフォロワー数であったりYouTube再生回数やブログの閲覧数です。

一方で、地道な活動でSNSを活用し獲得したフォロワーさんを「簡単に失うのがスキャンダル」です。

*違法行為によるスキャンダルは、YouTubeやSNS停止されることもある

フォロワーさんを失うどころか、今まではファンであったのにアンチになってしまう可能性もあります。

女性アイドルさんが、セカンドキャリアを考え「地盤固めする事を意識する」とスキャンダルは減ると予想されます。

目に見えない人気商売ですが、明確にファンの数が「数値化される」とモチベーションが上がる効果もあります。

元AKB48島田晴香さん「アイドルの第2の人生をサポート」

元AKB48の島田晴香さんが、株式会社ビーマップとコンサルティング契約を締結し顧問を委託されました。

委託された内容とは、島田晴香さんの芸能業界での長年の経験・幅広い人脈を活かし、ビーマップが力を入れている事業展開に加え、人材活用の面においても幅広く助言・支援を行うとのことです。

島田晴香さんは、AKB48の9期生として、2009年から2017年まで芸能界で活躍。その後、ロンドンへの語学留学、広告代理店勤務を経て、実家の旅館業の広報・接客などに携わるかたわら、株式会社Dctを設立し、後輩アイドルのセカンドキャリアをサポートする事業を始めていたようです。

元アイドルさんが、後輩アイドルのセカンドキャリアをサポートする事業を行うのは、とても素晴らしいことだと思います。

元乃木坂46「中田花奈」さんの麻雀カフェ『chun.』はすごい

元乃木坂46の中田花奈さんが、麻雀カフェ「chun.」(チュン)を、2021年6月15日にオープンしました。

この「麻雀カフェ」のシステムが素晴らしいのでご紹介します。

中田花奈さん「麻雀カフェ」の素晴らしいところ
  1. カフェ利用のみでも可能
  2. みんなで楽しめるコンテンツ(麻雀)がある
  3. ○○×飲食店は強い
  4. メンバーがママさん
  5. 起業に目的(大義名分)がある
  6. 中田花奈さんが「好きなこと」を貫いている

麻雀カフェ「chun.」カフェ利用のみでも可

麻雀カフェ「chun.」を利用するには会員登録が必要で「ひと月2200円」でした。

しかしながら、麻雀をしない・出来ない人でも来店しやすいように「カフェ利用のみ」でも利用できるスタイルに変更されました。

みんなで楽しめるコンテンツ(麻雀)がある

「みんなで楽しめる共通のコンテンツ」が飲食店の中にあるのは強いです。

さらに「麻雀」という、世間ではニッチなジャンルなのが素晴らしいと思います。中田花奈さんご本人と遊べたら楽しいでしょうね。

「○○×飲食店」は強い

「みんなで楽しめるコンテンツ」×「飲食店」の組み合わせは強いです。

有名な組み合わせは、ダーツ・ビリヤード・ゲーム(TV・ボード・カード・卓上など)と飲食店の組み合わせ。遊んでると喉が渇きますし、お腹もすきます。お酒の提供ができればなおさら良いですが、酔っ払いは少し面倒でもあります。

メンバーがママさん

みんなで楽しめるコンテンツがあり、空腹やのどの渇きを満たしてくれる食事やドリンクもあり、さらに元乃木坂46メンバーがママさんです。つねに中田さんが来店されてるとは思えないですが、とても魅力を感じる空間です。

贅沢なひとときで、ファンの方には素敵な思い出になることでしょう。

起業に目的(大義名分)がある

中田花奈さんがオープンする麻雀カフェには「女性でも気軽に利用できる雀荘」という目的があります。

また、麻雀カフェや中田花奈さんの影響で、『麻雀を学びたい・知りたいという人(わたしも)』が増え、麻雀業界に貢献しています。

お金儲け以外の目的(大義名分)・社会的使命感はとても重要です。

中田花奈さんが「好きなこと」を貫いている

色々な素晴らしい要素が麻雀カフェ「chun.」にはありますが、中田花奈さんの「好きなこと」な点で好感を持てます。

なぜなら、アイドルのセカンドキャリアの模範となり得るからです。

  • みんなで楽しめる「コンテンツ」
  • 「○○×飲食店」
  • メンバー
  • 好きなこと

以上の部分を変更すると、魅力的な店舗やイベントが開催できそうです。

中田花奈さんのこれからの動向に注目です。

再現性が高いビジネスモデルですが、飲食店開業にはかなりの資金が必要となるでしょう。

ちなみに、飲食店などを「共同経営」すると大概は失敗(もめる)します。しっかりした計画が必要です。

*飲食店のみの経営はオススメできません

まとめ

今回は「女性アイドルのセカンドキャリア」について考えてみました。

女性アイドルグループ卒業後も芸能界で活躍できる人の数は限られています。

幸せな結婚で芸能界から引退できればいいのですが

若い頃からアイドル活動を始めて、学生時代をすべて芸能活動につぎ込んだメンバーが卒業後に活躍できなければ悲惨です。

夢を叶える途中で辞めていく人もいるでしょう。

グループ卒業・引退するまでに「セカンドキャリアの為の地盤固め」をおすすめします。

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