
国民的アイドルグループとなった乃木坂46ですが、世代交代のタイミングでもあり三期生・四期生の多くのメンバーが選抜入りし古参ファンの中では不満があるようです。
とくに、乃木坂46選抜メンバーに「二期生が少ない」ことから、二期生推しのファンの方々は納得いかない印象があります。
二期生についてはこちらもご覧ください
乃木坂46二期生は不遇?アンダーライブ・楽曲が良いのは二期生の功績
そこで、今回は「乃木坂46選抜メンバーはどのようにして決まっているのか?」を調べてみました。
目次
乃木坂46「選抜メンバーの決め方」について
以前の乃木坂46の選抜メンバーは、プロデューサー秋元康氏が意見してセンターや各メンバーのポジションを決めていたようです。
現在は乃木坂46が国民的アイドルグループになったこともあり「運営スタッフが人選し秋元康氏はあまり意見していない」ようです。
また、秋元康氏プロデュースアイドルグループが多く存在し「全てを把握できるわけではない」ので運営スタッフ側に強い決定権がある印象です。
乃木坂46選抜メンバー決め方「学業」は関係する?
完全に個人的な見解になりますが、選抜メンバー選出と「メンバーの年齢・学業が関係している」ように感じます。
初代センターを16歳で務めた生駒里奈さんや現在期待されている筒井あやめさんのような存在でない限りは学業優先の雰囲気を感じます。
とくに「大学進学組」は勉強したい意志を持って進学しているので、大学卒業するまで選抜入りするのは難しいかもしれません(学業とアイドルの両立といった面で)
学業に専念している時も、他のメンバーはメディア露出したりレッスンを重ねているのでパフォーマンスの差が広がることが考えられます。
乃木坂46選抜メンバー「スキャンダルは厳禁」
乃木坂46メンバーでスキャンダルが報じられることは珍しいです。
過去に数回報じられましたが、一回のスキャンダルは許されますが「2度目は重いペナルティ」となる印象です。
さて、本題の「選抜の決め方」とスキャンダルですが、選抜や人気メンバーになる前に運営側がメンバーのスキャンダルを周知してる場合、選抜メンバーに選ばれる可能性はかなり低いと予想されます。
なぜなら、メンバーのスキャンダルは「乃木坂46グループにとって大きなイメージダウン」につながるからです。
メンバーが人気を集めたり実力がつくまでは、大人しく芸事を磨くのがいいでしょう。
乃木坂46選抜の決め方は「人気順」?
乃木坂46選抜の決め方が、握手会やミーグリなどの売り上げ枚数が多い「人気メンバーである」という意見をよく目にします。その他にも、グッズ売り上げやモバイルメール登録者数などの「トータル人気指標である」ともいわれています。
しかしながら、全メンバーがそのような人気指標で選抜入りが決められているわけではなく「三期生や四期生による世代交代を意識した決め方もある」ように「運営側の意図により決められている」印象です。
以上のように「乃木坂46選抜の決め方」が考えられますが「選抜内のポジション」も選抜理由と関係するのではないでしょうか。
乃木坂46選抜「ポジションの決め方」にも意味がある
アイドルグループには「センター」や「裏センター」「フロント」といった選抜内にもポジションが存在します。また、乃木坂46では1列目2列目を「福神」と呼ぶ特有な呼び名が存在します。AKB48でいう神セブンが由来となっています。
乃木坂46選抜ポジション「センター」
センターは1列目の真ん中「通称0番」と呼ばれるポジションに立つメンバーのことです。
センターメンバーは、当該シングルの活動期間中「グループの顔」を担う責任重大なポジションです。
センターポジションに2名選ばれることもあり、その場合は「ダブルセンター」と呼ばれます。
多くのアイドルグループでは『皆がセンターに立ちたい』と目指すポジションですが、乃木坂46では責任重大なポジションであるため選ばれて泣いてしまうメンバーが多いです。
乃木坂46選抜ポジション「裏センター」
裏センターとは「2列目の真ん中」を指します。
曲中にポジションチェンジが多い乃木坂46において、センター同様に「パフォーマンスの高さ」が求められるポジションです。
裏センターは2列目ながら注目されることが多いので「2列目だからダメ」なポジションというわけではありません。
歌唱力が問われる楽曲であれば「歌唱力が高いメンバー」が裏センターになったり、当該シングルで活動終了するメンバーが裏センターになることもあります。乃木坂46運営の粋なはからいです。
乃木坂46選抜ポジション「フロント」
フロントは「福神のうち1列目のメンバー」を指す言葉です。
2列目よりも「メディアで目立つポジション」であること「MCからコメントを求められる」こともあります。
乃木坂46はセンターワントップというよりも「センターを含むフロントメンバーがグループの顔」という印象です。
乃木坂46選抜ポジション「3列目」
乃木坂46選抜ポジション「3列目」は身長が高いメンバーが多い印象です。
また、お試し選抜のポジションであるともいわれており、次作のシングルで「他のアンダーメンバーと入れ替わる可能性が高い」ポジションでもあります。
センターやフロントを含む福神は「乃木坂46の顔」であり滅多なことがない限りアンダーメンバーと入れ替わることはありません。
乃木坂46選抜に入ったことがないメンバー
乃木坂46グループメンバーとして活動を始め、1度も選抜メンバーに選ばれず卒業していくメンバーは存在します。
この記事では「選抜メンバーに選ばれず卒業したメンバー」の名前を書きません。なぜなら、選抜に選ばれなかったからといって「ダメなアイドルではない」と思うからです。
乃木坂46の選抜メンバー、とくに福神と呼ばれる2列目までは毎回ほとんど変化がありません。
3列目の数少ないポジションで選抜入りしたり、アンダーメンバーになったりしている印象です。
選抜メンバーには「世間への乃木坂46グループをアピールすること・新規ファン獲得するミッション」があると思います。なので、必然的に多くの人に支持されるタイプのメンバーが選ばれることになります。
また、乃木坂46には選抜入りできなくてもアンダーメンバーとしてアンダーライブや楽曲が提供されたり、CD特典として個人PVもあるので「他のアイドルグループの選抜メンバーより扱いが良い」印象があります。
乃木坂46アンダーメンバーはかわいそう?
乃木坂46グループに加入し、なかなか選抜入りできないアンダーメンバーは『かわいそう』と思われるかもしれません。
しかしながら、さきほども述べたように乃木坂46アンダーメンバーには、楽曲やアンダーライブがあり自分を発信できるチャンスが用意されています。
また、アンダーメンバーは「何か1つのジャンル」を極めれば仕事や人気が拡大する可能性があります。
例えば、伊藤かりんさん「将棋」、新内眞衣さん「ラジオ」、中田花奈さん「麻雀」、山崎怜奈さん「歴女」など。
特化したジャンルでは「ライバルが少ない」ので、乃木坂46の看板の力が非常に有効になります。
「選抜入り=アイドルとして成功」というわけではないということです
乃木坂46選抜とアンダーメンバーの格差について
- メディア露出度
- 自身をアピールできる機会
- メディア露出によるお給料面
- 新たなファンを獲得できる機会
- グループ内でのポジション
選抜メンバーとアンダーメンバーの格差を考えると「メディア露出率」の差といえます。
選抜メンバーは当該シングル曲を宣伝するために、音楽番組はもちろんのことバラエティ番組やラジオ番組、また雑誌にも多く出演します。
センターポジションを務めるメンバーは「雑誌の表紙」になることもあり、乃木坂46の選抜メンバーに選ばれることは「メンバー自身をアピールする大チャンス」といえるでしょう。
一方で、当該シングルのアンダーメンバーは「アンダーライブ」は開催されますが目立ったメディア露出は少ない印象です。
将来的にアンダーライブという「乃木坂46独自のスタイルの価値が上がる」とメディアに取り上げてもらえる確率は上がるでしょう。
メディア露出の差は「お給料」にも反映されるでしょう。
また、メディア露出が増えるとお給料面だけでなく「人気メンバーがさらに人気する効果」があり、センター経験者や福神ポジション常連組メンバーは「グループ内で不動の地位を確立する」こととなります。
乃木坂46「選抜メンバーに1回なったら成功」というわけではなく、選抜メンバーになってからも「福神ポジション」や「センターポジション」を目指す必要があります。
乃木坂46選抜とアンダーメンバーに確執がある?
さきほど述べた乃木坂46「選抜メンバー」と「アンダーメンバー」の格差から『両者には確執が生まれてるのではないか?』というファンの意見があります。
選抜メンバーはメディア露出や色々な雑誌の取材などで忙しく、他のことを考えている時間はないでしょう。また、アンダーメンバーもアンダーライブが控えており、選抜メンバーに嫉妬したり悪口を言ってる暇はないと思われます。
どちらかといえば、選抜やアンダーメンバーの「ファンの間で確執が生まれている」ような印象です。
例えば、二期生推しのファンが『三期生や四期生のゴリ推し選抜を批判』したり、逆に三期生や四期生ファンが『二期生メンバー(ファンに向けて)に対して悪く言う』ような感じです。
*一部のファンのみ
メンバー間の確執については人間なので好き嫌いはあるでしょうが、そんなことをメディアで公言しても「メンバーにとって何もプラスにならない」ので誰も言うことはないでしょう。
乃木坂46グループという「ブランド価値」が高くなっているので、メンバー同士で足を引っ張りあう必要がなさそうです。
ファンが推しメンの足を引っ張ることがないように、ファン同士も他のメンバーを尊重しあえる関係が理想的です。
まとめ
今回は「乃木坂46選抜メンバーの決め方」について考えてみました。
乃木坂46選抜の決め方が「人気指標のみ」であった場合、AKB48グループのように世代交代に失敗していた可能性が高いです。
個人的に「乃木坂46運営は信用できる」印象があります。
「学業優先のため選抜入りさせない」「まだ若く危なっかしいので選抜入りさせない」など何かしらの理由がありそうです。
また、秋元康氏が言うには「選抜で選ばれるには、自分を出した方がいい『〇〇みたいになる。〇〇の真似をする』では意味がない」
乃木坂46選抜メンバーの決め方は「個性を発揮」し「大衆に受け入れられやすい人」といえます。
乃木坂46グループの「選抜やセンターポジションを決めれるゲーム」があります。
「乃木坂的フラクタル」というゲームなのですが、非常に細かく作られています。ゲーム内で「全メンバーにリソースを割くとライバルグループに全く勝てない」ことは現実とリンクしてるように感じました。
特定のメンバー(現実では人気メンバー)にリソースを割き「グループの壁となって頑張ってもらう」とゲームに勝ちやすいのも現実とリンクしてるのではないでしょうか。
面白いゲームなのでオススメです。